コーチの増澤です！
昨日の全豪オープン、男子シングルス決勝戦を観ました。
2017年最初のグランドスラムで、この偉大な2人の決勝戦が観られるなんて誰が想像できたでしょうか。この入場シーンだけで私は感動してしまいました。。
ここに表示されている「HEAD TO HEAD」というのは過去の対戦成績のことです。
ナダル選手から23勝11敗！！
つまり34回も対戦しているという事です！
試合はここでは書き表せない程の手に汗握る展開。。。。。ファイナルセットに突入。。。。。
グランドスラム18回目の優勝を狙うフェデラー選手は、デュースサイド(上記画像)ではワイドへのサーブから・・・・
オープンコートにボレーで攻撃。ラリー戦に持ち込まないスピーディーな展開。
対するナダル選手は・・・
アドバンテージサイド(コート左側)で
フェデラー選手がセンターに打ったサーブ(セカンドサーブ)を得意のフォアハンドで
回り込んでリターン。強烈なスピン掛かったボールをフェデラー選手のバックハンドに
打ち込みます。
試合はゲームカウント3-2の後のナダル選手のサービスゲームをフェデラー選手が
ブレイクバックし、その勢いでフェデラー選手が自身のサービスゲームをキープ。
ナダル選手にプレッシャーをかけます。
※上記画像は、どんな場面でもルーティンを守るナダル選手(ドリンクのラベルの向きを揃えているところ)。
それでもフェデラー選手の勢いは止まるどころか、益々マスザワ(ちょっと真面目に書きすぎていたのですみません。)益々ショットの精度が増していきました。※画像はフェデラー選手が信じられないタイミングの速さで打ったボールを追い切れないナダル選手
ガッツポーズがカッコ良すぎます。。私もこのガッツポーズが似合うオトコになりたい。。。。。
そして・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
勝利を称えるナダル選手。両者とも本当に素晴らしい試合をしてくれました。
もう一度言ってしまいますが、感動しました(T_T)
偉大なるチャンピオンの瞳には光るものがあります。昨年後半は怪我によって戦線離脱を
余儀なくされ、そこからの復活は決して平坦な道のりではなかったはずです。そんな思いが
この涙に表れていましたね。
表彰式の様子。ナダル選手も本当に良いプレーを魅せてくれました。もちろん優勝を狙っていただけに、さぞかし悔しい思いをしているでしょう。この、どこか放心状態にも似た表情がそれを物語っていますね。
今回の全豪オープンは、男女共にシングルス決勝戦は30代プレーヤーとなりました。
男子
ロジャー・フェデラー選手(35歳)
ラファエル・ナダル選手(30歳)
女子
ビーナス・ウィリアムズ選手(36歳)
セレナ・ウィリアムズ選手(35歳)
これには私も刺激をもらいました！
これからも自身のテニスに磨きをかけつつ、皆さんにより良いレッスンをご提供致します！！！
それではまた木曜日にお会いしましょう！！！
